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名刺デザインができるまで

ひょんなことからカフェに名刺を置かせてもらえることになった。

作家活動を本格的に始めて1年ほど経つけれど、まだ作っていなかったので、作ることにした。

この記事は、わたしの名刺デザインができるまでの記録。

2026.05.13(水)|名刺の案出し

絵画・イラスト・デザイン、私はたくさんの顔をもつ。
「それをどうやって名刺1枚で伝えるべきか」から考えた。

その中で、自分はどんな仕事がしたいか考えた。
本当の意味でしたいこと。

結果として、私の描く世界観と共鳴する人の力になれると嬉しいと思った。

そこで、絵画バーションとイラストバーションの名刺2パターンを制作することを思いついた。
名刺の動線はポートフォリオサイト

そこでは、絵画・イラスト・デザイン・音楽、全部見せている。
表現する媒体は違えど、世界観は共通の雰囲気がある。

この名刺は、沢山の人の名刺が並んでいるところに置かれる。

周囲と調和しつつも、目に留まるような構成にしたいと考えた。
そして、名刺という存在で終わらない姿にしたいと考えた。

だから、栞として使える形状にすることにした。
イラストのトリミングも個性的にした。

もっとしっかりイラストを見たい。
そんなふうに思ってもらえたらいいなと思って。

イラストを大きく、文字を飾りのようにした案。

悪くないけど、名刺という役割を考えると、少しやりすぎにも思える。
一旦、寝かせてまた考えよう。

2026.05.14(木)|名刺構成案の比較

やはり、名刺という役割もきちんと出したい。
主役を壊さず、どう情報を入れるかの検討。

2026.05.21(木)|デザイン制作と試し刷り

デザインして試し刷りまでした。
名前をサインのように入れることで、主役の絵と、名刺の情報を調和させた。

直線的なカットでもダメではなかったのだが、持ち帰る時や栞として使う時に角が欠ける可能性が気になった。
だから角丸処理をした。

5mmの角丸はポップな印象。
イラストには合ってるものの、絵画のほうでは、雑貨感が強い気がする。

雑貨用途を意識しているものの、自分の心持ちとしては作品として扱いたい。

その点、3mm角丸は尖りすぎないシャープさを保ってくれており、世界観、実用性、どちらも兼ね備えている。
採用。名刺デザイン決定。

2026.05.29(金)|複製

デザイン・印刷・カット全て業者は挟まず、自分で制作。

慎重に、丁寧に、想いを込めてカットしていく。

完成。

イラストバーションと絵画バージョン。

すごく細かいことで、この写真ではわかりにくいことだけど、文字は絵に合わせてほんの少し色味が違う。

そういうささやかだけど、デザインが締まるあしらいを大切に、いつもデザインしている。

この子は自分の似顔絵というわけではないけれど、今の私と髪型が同じ。

裏面はイラストバーション、絵画バージョン共に共通の情報。

「あれも伝えたい、これも伝えたい」という気持ちはこのQRコードに詰め込んで、名刺情報は潔くシンプルに。

ちなみにこのQRコードの色も、名前の色同様、絵のバーションに合わせて色が少し違う。

これは私の今のアトリエ。

右のパソコンデスクでデザインをして、左のデスクでカット処理をした。

2026.05.30(土)|梱包・引き渡し

ご縁が繋がりますようにという想いを込めて、紐で名刺を束ね、カフェへ届けてもらった。

最後まで読んでくださった方へ

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