こんにちは。
アーティストの Kasumi Nakatake です。
絵やデザイン等、色々なクリエイティブをこなしているので、総称してアーティストと名乗っています。
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今回は、コロナによる体調不良で、身体だけでなく心も疲れてきた時に占いを用いて、自分の感情を整理し、気持ちを立て直した時に感じたことを記録として残そうと思います。
栞Contents
私の占いの歴史について

色々話す前に、私がそもそもどういう形で今まで占いと付き合っていたのか、というところからお話ししておこうと思います。
私は子どもの時から占いが大好きで、めざましテレビの星座占いは毎日チェックしてから学校に行くし、りぼん、ちゃお、なかよしにあった星座占いもしっかり目を通す感じの子どもでした。
学生時代までは雑誌の占いや、ネットの無料占いを見る程度の占い好きでした。
ただ、社会人になって重ための人間関係に多方向で悩み、対面占い、チャット占い、電話占いと一通りの占いを体験しました。
中でも電話占いは、その頃の私にとって最も気軽で便利なサービスだったので、頻繁に利用してしまい、電話占いだけで5万円くらいの請求が来たこともあります…
そのくらい盲目で依存していた時期があったのですが、請求額を見て生産性のないことにこんなにお金を使って勿体無い。と冷静にな気持ちになり、無事電話占いは卒業しました。
ただ、電話占いを卒業しても、占いが嫌いになったわけではないので、ネットの無料のタロット占いをして気休めする日々だったのですが、システムの占いなので、何度もやっていると同じものが出るし、そもそも中身が薄いしでイマイチでした。
そんな時に、YouTubeで「タロットで占います」という動画を見つけました。
カードを3枚並べて、気になるカードを選んでくださいってやつです。
用意された動画でも、占ってもらっている気分になれたので、今度は動画占いにはまり、よくチェックしていました。
占い動画を見ているうちに占い方が分かってきて、自分でもやりたくなり、勉強してタロット占いをはじめました。
それから、しっかり占い師をしていた時期もあるのですが、人を占うというのはとても体力を使うと知ったので、今は自分を時々占うだけに留めています。
占いをする側と占いをされる側の認識の違い

皆さんは「占い」というとどんなイメージを持ちますか?
神秘的、不思議な世界、怪しい、詐欺のイメージ・・・
と色々あると思います。
占いに依存しすぎて危うかったけど、占い師になった、という立場の私の視点から見えるものがあります。
それは「占いをする側」と「占いをしてもらう側」では占いの認識が少しずれているということです。
私が「占いをしてもらう側」だった時に占いに対して漠然とあったキーワードは下記です。
- 未来はこうなる
- 希望がある、ない
- 当たる、当たらない
自分は動かずして幸運を待つような姿勢で、他力本願のような、責任転嫁のようなそんな思考が強かった気がします。
占いを学び、占いをする側になってからは、こうした考えはなくなりました。
「未来はこうなる」という言葉は「こんな事が起きやすい傾向がある」という目安に置き換えられ、「当たる」「当たらない」という言葉に関しては、良くない事が予測されたのであれば、注意深く、慎重に動くようにしてみよう。良い事が起きやすいのであれば、それが実現するように動いてみよう。
といった形で、占いを生活に落とし込み、前向きに健全に活用する、原動力の道具として付き合うようになりました。
占いをしてもらう側の人について、占い師だった時期の体感からは、過去の私と同じような思考の人が多かったように感じます。
私がコロナで感じた不安と苛立ち

ここからがタイトルの本題です。
先日コロナにかかり、3週間経っても喉の違和感や嗅覚障害が残り、話すと喉や鼻に負担がかかる状態が続いていました。
副鼻炎も併発して、声はこもりがち、免疫力の低下から目にはものもらいの症状もあり、市販の目薬で進行を抑えているといった状況でした。
私はフリーランスなので、予定にない急な仕事のストップの打撃は正社員だった時よりも重く「早く体調を戻してあれもしたいし、これもしないといけない、未来が不安だ」と気持ちだけが焦りストレスを溜め込んでいました。
一般的に、コロナ後の症状は1〜2か月続くことも珍しくなく、3週間時点での嗅覚障害や違和感は「よくある経過」と説明を受けても、実際に過ごす自分にとっては「ずっと治らないのでは」と不安が積もり、焦りと苛立ちが重なりました。
星の流れと自分の現状を重ねてみた

私は占星術という占いで、年単位で自分に起きやすい出来事を把握しています。
2025年の7月と8月は自己表現や事業基盤を整えたいという気持ちが強く出る時期で、その感情から、楽しい作業に没頭して夜更かしや無理をしやすい配置が出ていました。
そんな星の流れがあったので、体調を崩したのは、無理をさせないための星からのブレーキと解釈すると、気持ちが落ち着きました。
占いを通じて得られた気づき

「気の持ちよう」は直接的な治療ではありませんが、ストレスを和らげて回復を邪魔しない環境作りに役立ちます。
何か自分の中で腑に落ちる解釈を得られると、イライラが和らぎ、思考がクリアになっていくのを感じました。
占いは未来を決めつけるものではなく、状況の意味を整理し、心のバランスを取るための手段だと感じています。
今回「今は無理をしないことに意味がある」と納得出来たことで、自分の気持ちを占いを通してコントロールすることが出来ました。
占いを通じて自分の状態を客観視できると、病気や焦りさえも1つの意味のある経験として受け止められると感じます。
ネガティブな気持ちを一人で抱えていたり、自分の不安を周囲の人にぶつけて後悔するという負のループに入ってしまっている人がいたら「客観的に自分を見るため」という意識を持って、占いを利用すると、自分の気分を自分でコントロールするための道具にできます。
「自分で自分を占う」という選択肢もある

占い依存症だった人間として、今、占い依存症で困っている人がいたら試してほしいことがあります。
それは、自分で自分を占ってみませんか?ということです。
占いと一言で言っても、占星術、タロットカード、ルーン占い、手相占い等、他にも色々あります。
その中でも、自分でやりやすく、本格的に感じられるのはオラクルカードを使った占いかもしれません。
カードを1枚引いてそこに描かれた絵や言葉で占うというものです。
もし、占いに高額なお金を使いたくないのに、ついつい使ってしまうと悩んでいる人がいたら、1度オラクルカードを買って、占いをしたくなったら引くという方が、コスパは良いと思います。
カードを読むのにも向き不向きはあると思うので、万人に通用する依存脱出方法ではないかもしれませんが、私はこの方法でコスパの悪い占い依存症を克服できたので、試してみる価値はあるかと思います。
カードも安いものではありませんが、1度購入すればずっと使えるものなので、お気に入りのカードを買ってみてもいいかもしれません。
どれを買えばいいのか分からないという方に、私が持っているオラクルカードの1つ「ムーンオロジーオラクルカード」を簡単に紹介します。
月の満ち欠けを使って人生の流れを表現するカードです。
私の持っているカードには日本語説明書はないのですが、今は日本語説明書付きが販売されているようなので、気になる方はチェックしてみてください。

ムーンオロジー オラクルカード 日本語版
楽天で見る占い依存はメンタルにもお金にもダメージが大きいので、依存には十分気をつけて、うまく占いと付き合っていきましょう。
私と占いの今後の付き合い方について

人を占うことは長らくしていませんが、自身の占いは占星術で日々しており、時々気分でタロットカードやオラクルカードを引くということをしています。
そのため、タロットクロス等の占いアイテムも持っているのですが、日常生活に馴染みにくいデザインが多く、好みのデザインを探すのによく苦労しています。
占いは好きだけど、現代の占いに良くあるデザインの世界観は正直好みではありません。
そこでこれからは既存グッズに頼らず、自分で占いグッズを作っていきたいと考えています。
実はもう着手していて、今はタロットクロスを試作中です。
今後は占いジャンルでの活動も計画しているのですが、占い師としてではなく、私のように占いアイテムのデザインに困っている、占い師さん達の力になれる方法で活動していきたいと思っています。
完成したらインスタやブログでお披露目しようと思っているので、気になる方は下記インスタをフォローしてお待ちいただけると嬉しいです。
大人のシック可愛い感じのクロスを計画しています。
成功しますように…