Instagramだけでは限界?クリエイターにとってサイトが必要な時代へ

デザイン

こんにちは。
アーティストの Kasumi Nakatake です。
絵やデザイン等、色々なクリエイティブをこなしているので、総称してアーティストと名乗っています。

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ここ数年で、個人で活動するクリエイターや作家にとっての発信のあり方が大きく変わってきたように感じます。

かつてはインスタさえ整えていれば、仕事や販売に直結する時代が確かに存在していました。
しかし、最近は同じ方法ではうまくいかないと感じている人も増えてきているのではないでしょうか。

この記事では、今Webサイトやブログが再び見直されている背景と理由をまとめました。

サイトを持つことの意味を改めて考えたい方、自分の活動をもう一段上に進めたい方の参考になれば幸いです。

かつてInstagramが最強だった理由

2018年〜2021年頃までは、Instagramが個人のブランディングや集客において非常に大きな力を持っていました。

フォロワー数がそのまま信頼の証明となり、投稿から販売、依頼獲得までを完結できる環境が整っていたからです。

特に、ハンドメイド作家やイラストレーター、小さなブランドにとっては「インスタだけで生活できる」ことも現実的でした。

Instagramだけでは届かなくなってきた理由

ここ数年、Instagramの投稿が思うように伸びない、フォロワーが増えても売上に繋がらないと感じている人が増えてきています。
その背景には、以下のような構造の変化があります。

  • 競合が爆発的に増え、埋もれる確率が高くなった
  • リール中心のアルゴリズムで「一瞬で判断される」構造に変化
  • 軽やかで分かりやすいコンテンツが優位で、深く伝えたい内容が評価されにくい
  • フォロワー数と収益や評価が比例しにくくなってきた

つまり、作品の良し悪しではなく、運や流れに左右されることが増え「構造としての限界」に直面している人が多いということです。

Webサイトやブログが見直されている理由

このような現状から、最近はWebサイトやブログが再び評価されはじめています。
これは一時的な流行ではなく、SNSとは違う構造による必然です。

  • ブログやサイトは検索対象になるため、時間が経っても人が集まる
  • SNSが「流れる場」であるのに対し、Webサイトは「蓄積される場」であるということ
  • 信用性や情報量、深い背景を伝えるにはWebサイトの方が適している
  • 高単価商品やアート性が高いものは「誰から買うか」「どんな人か」が重要になるため、SNSだけでは不安に感じる人が増えている

という構造があります。
また、最近は「SNSで見つけたけど、サイトを見てから買った」という行動も非常に多くなってきています。

逆に言えば、サイトがない、またはサイトはあるけど、見た目が古かったり、シンプルなテンプレートで世界観がないといった、サイトはあるものの整っていないサイトも、機会損失につながっている可能性があるということです。

すでにサイトを整え始めている人たち

最近では、特に活動に本腰を入れている作家や個人店は、以下のような動きを始めています。

  • すでにあるサイトを見直し、世界観に合わせたリニューアルを実施
  • 自分の活動の紹介や、想いを言葉でまとめた「自己発信の場」としてのブログを併設
  • Instagramはあくまで看板とし、本体はWeb側にあるという運用方針でいる

これは特別なことではなく「活動しているなら、サイトあるよね」という空気に、少しづつ近づいているということです。

SNSはこれからも使われ続けますが、これからの付き合い方としては、SNSで完結させるというよりは「きっかけ」という位置付けで運用する方が、今の時代に合うと考えられます。

最終的な判断や信用の場として、Webサイトの役割が再び重要になってきているのが現状です。

自分の活動を守るためのWeb設計

SNSは気軽で便利で多くの人が当たり前に利用するツールですが、反応や数字に一喜一憂しやすく、情報の流れも非常に早いため、精神的な消耗もあります。

だからこそ、Webサイトやブログを使って自分の拠点を作ることは、活動する自分の精神衛生を保つ・守るという上でも有効になります。

作品や商品、サービスを「しっかり見たい」「ちゃんと知ってから判断したい」という人は多いです。
特に高価なものを取り扱う方にとっては、その思考を持つ人がより顕著になります。

そんな方々に向けて届けるための場所として、これからの個人活動においてWebサイトは不可欠な存在になっていきます。

  • これから本格的に活動していきたい
  • 今あるサイトに違和感を感じている
  • SNS以外の導線を持っておきたい

といったことを感じている場合は、サイトの整備や立ち上げを検討してみてください。

個人店・個人活動などの小さなサイトデザインお任せください

実は私自身が、こうした背景を感じとり、現在自分のブログやポートフォリオを整え直しているところです。

9月からはデザイン業の受注も再開します。
新規のサイト制作やサイトのリニューアルのご相談を9月から受け付けます。
デザインプランや料金等の詳細は8月中に公開予定です。

続報が気になる方はInstagramをフォローしてお待ちいただけますと幸いです。

ちなみにサイト制作は、ブランディングが絡む構成や企画という最初の工程から、デザイン、構築まで一貫して対応可能です。

ただし、基本的に私のサイト制作は、ノーコードツールのStudioを使った構築になります。
ご要望があればWordPressでの構築にも対応可能です。

また、サイトと合わせてロゴの制作や、その他販促物として紙もののデザインも合わせて承ることが可能です。
ですので、サイトと紙もの両方まとめてデザインして欲しいというご要望にもお応えできますのでご安心ください。

お一人お一人のコンセプトに合った世界観でデザインをお作りいたします。
ご予算や目的に合わせて、適切なご提案をさせていただきますので、お気軽にご連絡ください。

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掲載しているポートフォリオサイトの内容は、これまで制作してきたデザインのごく一部となります。

デザイナー歴は10年以上になり、複数の制作会社にて、大手〜個人まで幅広いジャンルのデザインを手がけてきました。
ただ、下請けという立場での関わりも多かったため、一般に公開できる実績は限られています。

そのため、依頼をご検討されている方で「もう少し制作事例を見て判断したい」とお考えの場合は、お気軽にお問い合わせください。
可能な範囲で、参考になる資料をご提示させていただきます。
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